キーワードは『アルモンデ』

昨年来、何度となく食品の値上げがあり、この冬は電気代が爆上がり!請求書の数字には、もう笑うしかありません。そんな時は「アルモンデ」料理。イタリア料理ではありませんよ、冷蔵庫に“あるもんで”チャチャッと作る料理のことで、料理投稿サイトでも話題なのだとか。

食品が次々値上げ! 「アルモンデ」料理で楽しく節約

食品の値上げの嵐が吹き荒れた2022年、スーパーでレシートを見る度にため息がもれます。今年に入っても値上げラッシュは収まらず、いろいろなモノやサービスの価格がどんどん上がってくる!でもどんなに高くても、食べないわけにはいきません。そこで「アルモンデ」料理。わざわざ買い物に行かなくても、その日、家にあるもので作る料理のことです。メニューを決めて材料を揃えるのでなく、スーパーに行った時に特売品や目に付いた商品を買っておいて冷蔵庫や冷凍庫にストックする。料理をする時に冷蔵庫を開いて「さて、今日は何を作ろうか」です。 アルモンデ料理で多いのは、いつも使う食材をリーズナブルなものに置き換えるパターンですが、大事なのは節約一辺倒でなく美味しいこと。例えば、パリパリピザの台を餃子の皮にする、青椒肉絲の筍をじゃが芋で代用する、カレーのお肉を油揚げにする等々、試してみたくなるアイデアがいろいろ紹介されています。 単なる節約ではなく工夫を楽しむ、そして美味しかったら料理投稿サイトにアップして情報をシェアすれば、楽しさ2倍、3倍!みんなコロナで我慢を重ねてきたのですから、我慢だけの節約には心が動きません。「アルモンデ」という軽い響きには、家にあるもので済ませていいんだ!というゆるさも感じます。

冷蔵庫のお宝 生かし切ってSDGs!?

冷蔵庫にあるものから料理が1品、2品とできあがっていくのはなかなかの達成感で、ゲーム感覚があるとも。冷蔵庫の中にはレシピどおりに料理しようと揃えた食材が少しずつ余っていたりしますし、ドアポケットを見れば中途半端に残った調味料も結構ある。それらを捨てることなく生かし切ることは、フードロスの防止にもなります。 日本のフードロスは年間522万トン(国民一人当たり約41キロ)と言われ、そのほぼ半分が家庭から出ているとか。味付けや材料の取り合わせでちょっとした冒険を楽しみながら節約することで“もったいない”をなくし、フードロスの解消にも貢献できる!これってきっと、今注目のSDGsにもつながりますね。ただし、「無駄にしない」という気持ちに加えて、お料理のレパートリーやスキルも相当必要なようです。

アレがコレに!? アルモンデの極意

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