キーワードは『NO!密』

新型コロナウイルス一色だった2020年。今年に入っても流行終息の気配は見えず、都市部では二度目の緊急事態宣言が出されました。昨年来、政府が国民に求めてきた新しい生活様式の基本は手洗い、マスクと三密回避。“濃密”な接触を避けるため、日本人になかなか馴染まなかったスマホ決済やリモートワークも一気に進んだとか。

濃密はまずい、「NO!密」でいこう

世の中全体がコロナ仕様になり、お店のレジで間隔を開けて待つといったルールが定着。当たり前すぎて「ソーシャルディスタンス」という言葉すら聞かれなくなりました。年明けからの感染者急増で二度目の緊急事態宣言が出されましたが、予防のためにできることと言えばやはり、基本の「手洗い」「マスク」「三密回避」です。昨年一年間で“密”をつくらないための仕組みやアイデアがいろいろ登場した中で、デジタル技術の貢献度は特にすごかった!アナログ派を自認する人たちの意識も変わったようです。

●“仕事は会社でするもの”から卒業?
「ZOOM」などのビデオ会議システムが一気に浸透。テレワークをやってみた結果、パソコンとネット環境さえあれば仕事は進められると気付いた人も多かったよう。今の会社を辞めることなく田舎へ移住した人もいる。
●お家で外食!デリバリーもテイクアウトも充実
スマホからデリバリーを依頼して「置き配」を利用すれば、誰とも接触することなく温かい食事ができる!ファストフードのテイクアウトでも、人の手を介さずに商品を受け取り、支払いまで完了できる店舗が登場している。

良い悪いは別にして、人との接触が一切なくても生きていける世の中になったんですね!日々進む便利な仕組みを活用して、このコロナ禍を乗り切りましょう。

デジタルがつなぐ 誰かを応援したい気持ち

突然、学校の一斉休校が決まった昨年の春、給食用の牛乳が行き場を失うことが心配されました。大量廃棄になりかねないという情報が流れると、牛乳を大量消費できるレシピがSNSにたくさん並びました。「酪農家さんを応援したい」という気持ちが輪になって広がったのです。飲食店で使われるはずだった高級魚や野菜を出荷できない生産者が、「ピンチだ!」と投稿したらあっという間に完売したという話も。
外出がままならない中で利用者を伸ばしたのが産直アプリです。全国各地の生産者から新鮮な食材を直接購入できる魅力に加え、買って食べることで産地を応援できるのがうれしいのだとか。ふるさと納税やクラウドファンディングを使った支援も増えています。ささやかだけど誰かを支えたい、そんな気持ちに応える仕組みがいろいろ揃っているんですね。

おうちごはんをステキに

意外と盛り上がる!ZOOMでリモート飲み会

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「ぼっちテント」で仕事に集中!


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