ちょい足し

カップラーメンに「〇〇」をちょい足ししたら激ウマだった!そんな情報がネットにあふれています。見るからに「美味しそうだな〜」と思えるものから、良く言えば個性的なものまでいろいろ!よくぞ挑戦したものだと、ある意味感心させられます。

「ちょい」は「ちょっと」だけど、ノリが軽い!

卵かけごはんや豆腐にトッピングするスタイルが大流行り!

ちょい飲み、ちょい乗り保険、ちょい住みなど頭に「ちょい」が付くと、何だか肩の力が抜けて気軽に試してみたくなります。「ちょい」も「ちょっと」も同じ「少しだけ」という意味なのですが、ニュアンスは微妙に違う。例えば、ひと昔前に一世を風靡した「ちょい不良親父」を「ちょっと」に置き換えたら…?この言葉の発信源だった男性向けファッション誌の、ノリのいいご機嫌な雰囲気は伝わってきませんね。
そんな「ちょい」の中でも軽いノリで冒険できるのが、食べ物の「ちょい足し」です。食べ慣れた食品に意外な何かを加えてオリジナルの味を楽しむブームは長く続いているようで、2010年頃の「食べるラー油」の爆発的ヒットを後押ししたのはちょい足しブームだったという説も。当時は長引く不況で、お金をかけずに家で食事を楽しみたいというニーズがあり、思いつくままにラー油をトッピングするスタイルが大ウケしました。その後も雑誌やテレビで度々、カップラーメンやカレーなどへのちょい足しアイディアが紹介されていて、これがまた見ていると楽しい! あのケンタッキーフライドチキンもちょい足しアイディアを募集したそうです。

玉石混交 ちょい足しの魅力

ちょっとググれば、ちょい足しアイディアが限りなく出てくる。

それにしても、ネットで「ちょい足し」と検索するとズラズラ〜ッと出てくるいろいろな組み合わせ。「なるほど!これなら一度やってみたい!」と思えるものから、インスタ映え優先、ゲテモノふうまで、それこそ選り取り見取りです。誰もが簡単に身の回りの情報を発信し、その反応を知ることができる時代です。中には、「いいね!」をもらえなくても話題になればOKという人もいるでしょう。定番のものに何かを付加するだけで新しい味を創作できて、ちょっとした満足感も味わえる。そしてそれが美味かろうがまずかろうが、誰かに聞いてほしくなる。ネットには、そんな情報がいっぱいです。でもそこに、商品開発のプロが膝を打つようなアイディアが転がっているかも。玉石混交の情報の海から次のブームが生まれるかもしれませんよ〜。

 

ちょい足しで美味しく、健康に

乾パンにアイディアをちょい足し

ちょい掛けでもそのままでもアマニ油がスゴイ!

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