キーワードは『いい睡眠』

秋の夜長、ついつい夜更かししたくなりますが睡眠は足りていますか?ぐっすり眠れているでしょうか。不眠大国という不名誉なキャッチフレーズがつくほど睡眠の時間も質も足りていない日本人のあなたに、こんな商品はいかかがでしょう。

Yakult1000が売れた!
そのワケは睡眠の質

乳酸菌飲料と言えばお子ちゃま用のイメージ、そして“腸活”というフレーズが真っ先に浮かびます。ところが、昨年巻き起こったYakult1000ブームはちょっと事情が違うようで、注目された効果は睡眠の質向上とストレス緩和、ターゲットはストレスを抱え込みやすい30~50代のビジネスパーソンでした。
「乳酸菌飲料と睡眠ってどんな関係があるの?」と思われるかもしれませんが、脳の状態が腸に影響を及ぼすことは古くから知られてきました。大事な試験や緊張する会議の前にギューッとお腹が痛くなる“アレ”です。実はその逆もあり、腸と脳は互いに影響し合っているのだそうです。
この「脳腸相関」に注目して研究を進めたのがYakult1000で、1mℓ当たり乳酸菌は約10億個!これは定番のヤクルトの3倍強です。ヤクルトレディによる地道な販売活動、効果を実感した人のリピート買い、SNSでの口コミと評判が広がっていく中で、タレントのマツコ・デラックス氏の発言をきっかけに爆売れ。品薄状態が続き、ついには転売ヤーまで登場しました。
そもそも日本は折り紙付きの不眠大国。コロナ禍で皆が健康に気を使っていた時期でもあり、「自分の睡眠は大丈夫?」と意識し始めた人が多かったのかもしれません。

スッキリとした目覚めが欲しくって…

OECDの調査によると加盟国全体の平均睡眠時間は8時間を超えていますが、日本は7時間22分です。コロナ禍以降、睡眠時間は増加傾向にありますが、問題は質。「寝ても寝ても疲れがとれない」「夜中に何度も目が覚める」といった悩みを抱えている人は依然多いそうです。朝起きた瞬間から疲れを感じ、起き抜けの時間が一日で一番バテている「朝バテ」という言葉もあるほど。
最近は、睡眠の時間やいびきの回数などを記録できるスマホアプリを利用する人も増えました。その結果、睡眠の質が悪いとわかれば、改善したくなるというもの!だからでしょうか、快眠をサポートする商品のテレビCMを頻繁に目にするようになりました。中でも目立つのは食品分野で、「深い眠り」「心地いい眠り」を助ける機能性表示食品がいろいろ。2021年度の睡眠に関する機能性表示食品の届出が約150件と、この数年うなぎ上りです。
寝る前に飲むドリンク剤や耳を温めて安眠を誘う耳栓など、斜め上を行く発想の商品も話題に。宿泊客の睡眠状況を解析してくれるビジネスホテルまで登場しています。

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睡眠のリズムは朝つくる!

寝る前のドリンク剤って!?

スマホをやめてぬり絵はいかが