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キーワードは「甘じょっぱい」

時事コラム

アイスクリーム用の醤油や塩キャラメルの登場に驚いたのはいつのことだったか。「スイーツなのにしょっぱい!?」とこわごわ食べてみると、これがうまい!“甘くてしょっぱい”は魔性の味のようで、目新しい塩系スイーツがどんどん登場しています。

意外な進化!
後引く美味しさで塩パン人気再燃

一大ブームを経て定番になった「塩パン」に、新たな波が来ているそうです。再ブームの震源地は、またまた韓国。たっぷりのあんことバターを挟む、生クリームやカスタードクリームを目いっぱい詰め込むなどのアレンジを加えた塩パンが人気で、韓国グルメの街新大久保でも「塩パンたい焼き」に行列ができているとか。あんこを包んだ塩パン生地をたい焼き器でこんがりと焼き、仕上げにスライスバターをトッピングして食べるというもので、甘じょっぱくて濃厚!日本発祥のシンプルなパンから随分進化したものです。
日本のベーカリーでもメロン生地を被せた塩パン、ティラミス、ずんだ餡、たまごサラダなどを溢れんばかりに挟んだ塩パンが話題とのことですが、「しょっぱい」と「甘い」の組み合わせで注目されているのは塩パンだけではありません。あんバターパンは相変わらずの人気ですし、塩キャラメルどら焼きや塩バニラフィナンシェといった欲張りな組み合わせのスイーツも登場しています。意外性と後引く美味しさが魅力の塩系スイーツ。あの“甘じょっぱい味”にひかれるワケは現代人のライフスタイルやお仕事事情にもあるようです。

“甘じょっぱい”は現代人の脳を虜にする味!?

最近は会社に着いたらまずパソコン。長時間、画面に向かう仕事が多く、家に帰れば帰ったでSNSにゲームと脳は働きっぱなしです。脳のエネルギー源はブドウ糖だけですし、ストレスも甘いモノが欲しくなる原因とか。「テクノストレス」という言葉まである現代ですから、つい甘いお菓子に手が伸びるのも仕方ないかもしれません。
そして甘いモノを食べると…「血糖値が上がる→インスリンが分泌される→血糖値が下がってイライラ→しょっぱいモノで気分転換→甘いモノに手が出る」と繰り返すことに。そんなふうに続く甘味と塩味への欲求を手っ取り早く満たしてくれるのが“甘じょっぱい味”であり、さらに甘味と塩味を同時にとることでお互いの味が際立ちます。より強く味が感じられると脳は快楽を覚え、幸福感をもたらす神経伝達物質が分泌されるそうです。
ちょっと怖いのは、これが習慣化していくことです。人間に本来備わっている高濃度の塩分を避ける感覚が、甘味が加わることで鈍くなるとか。塩分過剰にならないよう食べ過ぎにはご注意を。

甘じょっぱいは無敵!
魅惑の塩スイーツ元祖をたどれば

酷暑に負けない!
塩系スイーツの旬は夏!?

まるでキャラメル
醤油×アイスクリーム

甘じょっぱいは卒業?
甘い×辛いでスウィーシー

地方の魅力がいっぱい!
旅の思い出に塩スイーツはいかが